皆様こんにちわ!!
PEUGEOT新潟藤井です!!
気付いたら朝晩と寒くなってきました。
暑いからといって腹出して寝て風邪引かないようにね☆
さて今回はエアコン修理のお話。
エアコン修理で一番難しいのはエアコンガス漏れです。
何故かといいますとオイルや水であれば目で見えますが
ガスは目で見えない為特定するのが困難です。
こちらはエアコンのエバポレーター。
ここの漏れを確認するのは最終手段です。
理由としてはダッシュボードを外して内装をかなり分解する為
金額、時間もかかりますし外してもし違ったら・・・等を考えると
簡単に作業出来ない為他の見やすい所から点検していくことになります。
ではどうやって漏れを発見するのか。
① エアコンパイプや周辺部品が明らかにオイリーな箇所がある
・ エアコンガスはエアコンオイルと循環しているので少しオイルっぽいです。
ただそこからかなり漏れていないと特定は難しいです。
② エアコンガス漏れ検知器と使う
・ 場所によっては誤作動するので万全とはい言えません。
③ 犯人を泳がせる? ↓↓
エバポレーター:『旦那、あっしは何もしらないですぜ。ガス漏れなんか知らねーですぜ。』
藤井:『確かに証拠は見つからない...。今日の所は帰っていいぞ。』
他にも容疑者としてエアコンコンプレッサー、コンデンサー、エアコンパイプ、エキスパンションバルブ
等も走査線上に上がったが決定的な証拠が無い。
そうなると怪しいのはこのエバポレーターで間違いないのだ。
こいつが犯人だと俺の長年の整備士の勘が言っている。
だがしかし、証拠が見つからない・・・。
さて、どうするか。
エバポレーターを泳がせる為藤井整備士はある罠を仕掛けた。
奴がエアコンガスを補充している間にこっそりあるものを混ぜてやった。
はたしてこれが吉とでるか凶とでるか。
後日再度エバポレーターを取り調べすることに。
エバポ:『旦那、だからあっしは何も知らねーですぜ。この前何も出なかったじゃないですか。』
藤井:『これが最後だからな、なあ頼むよ。』
エバポ:『わかりました・・・本当にこれで最後ですよ・・・。』
藤井:『よし!あれの準備だ!!』
藤井:『ブラックライト~(^^)』
エバポ:『ん?げっ!!や、やばい・・・。』
藤井:『あれれ?真ん中何か黄色いぞ?』
エバポ『い、いや、これは・・・何もないでっせ・・・。』
まぁ文才の無い茶番は置いといて今回蛍光オイルをエアコンガスと一緒に混ぜました。
少し見えずらいですが真ん中蛍光色になっているのわかりますか?
今回の漏れはスローリーク。見つけるのに苦労しましたよ。
シューと漏れていれば分かりやすいのですが少量だと発見が難しくなります。
その場合最終的には今回のように『泳がせて』原因特定しますが場合によっては時間や金額
がかかることをご理解いただければと思います。