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2010年6月12日午後3時、第78回ルマン24時間耐久レースがスタートしました。
2009年のルマンで見事な1－2フィニッシュを決めたチーム・プジョー・トタルも今年はディフェンディングチャンピオンとして、908HDi－FAPをさらに改良し参戦しました。
しかし、908HDi－FAPは予選で1～4位（プライベーターチーム含む）を独占するなど1周の速さこそライバルを圧倒するスピードをみせましたが、信頼性に問題がありポールポジションからスタートした3号車は3時間も経たないうちにサスペンショントラブルでリタイア。続く2号車もエンジントラブルで早朝に、最後の望みの1号車もラスト2時間というところでエンジントラブルを起こしリタイアしてしまいました。
今年は残念な結果に終わったチーム・プジョー・トタルですが、来年はもっとマシンを熟成させてチャンピオンに返り咲くことを期待したいと思います。